omikanの生活

omikanの暮らしを記録する観察ノート

夫の実家で稲刈りのお手伝い

みなさん、こんにちは。
omikanです。

 

9月は稲穂が垂れる時期ですね。
夫であるhassaku氏のご実家では毎年お米を作られています。春から長野に移り住み、度々義実家のお世話になっている私、よくお泊りさせていただいています。そこで田んぼの様子なども見させてもらうのですが、春に種まきをしてから苗から作り、田植えをして、田んぼの中ですくすく育つ稲を眺めてきました。立派に育った稲はまさに「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の如く、しっかりと垂れていました。そうです、収穫の時期になったということです。

 

f:id:miso-maru:20220912174825j:image今回は稲刈りのお手伝いをさせていただくことになりました。こういうのは初体験、とてもわくわくしていました。お邪魔にならないように、できることだけやろうと、様子見をしながら参加。稲は機械を使って刈られ、ひとかたまりの稲の束として麻の紐で縛られた状態で田んぼにころころと置かれていきます。私の役目はその転がった稲束をはぜと呼ばれる棒にかけて、天日干しスタイルにすること。はぜ掛けと言います。地域によってははざ掛けとか別の言い方もあるそうです。

 

f:id:miso-maru:20220912174840j:image田んぼ内の稲がある程度刈られるまで待機し、田んぼがスッキリとしたらはぜを組み立てました。そしてその棒に順番に稲穂が下になるように稲束をかけていきました。お天気に恵まれ・・・といいますか、若干炎天下寄りでしたので、とっても汗をかきました。ちなみにこのあと、hassaku氏とお風呂屋さんに行きました。サウナも入ってスッキリ笑

 

話を戻して、はぜ掛けをする理由はお米の品質UPです。これは「天穂のサクナヒメ」というゲームの知識(あ、お米を作るゲームです、楽しいのでとてもおすすめです)なのですが、1週間程干しておくことによって、藁にのこる栄養分が米に移ってより美味しいお米になるそうです。また、天日干しによってアミノ酸や糖の含有量が増すのでより旨味のあるお米に仕上がります。この一手間で更にお米が美味しくなる、大事な作業になります。

 


毎年、自宅で食べる用のお米はすべてはぜ掛けしているとのこと。たしかにいつも頂いているお米はとても美味しいのです。美味しさがどうやって生成されているのかをまたひとつ学ぶことができました。いままでははぜ掛けしたお米かどうかを気にせずに食べていたときもありましたが、これからはそういうところも気にしてみると、もっと美味しい食卓につながるのかもしれません。

 

美味しいお米が食べたいよね、日本人だもの。
なんちゃって。

 

では今回はこのあたりで。

 

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